元ＤｅＮＡ監督の中畑清氏（６７）が７日、神奈川・厚木国際カントリー倶楽部で行われたゴルフ大会「トラジマスターズ２０２２　オールスター・コロナチャリティ」に参加した。

　日本ハムのビッグボス・新庄剛志監督（４９）については「今はオンステージだよね。俺はひそかに見てる側。新庄、お前それ俺のパクリだなって」とニヤリ。どこをマネしているか問われると「明るく生き生き元気よくですよ、いろんな見せ方あるから。マスコミに取り上げていただくのは、プロ野球は話題を提供してなんぼだから」と明かした。

　続けて「どんどん目立ってほしいし、遠慮することない。そのうち選手も目立つようになるから、そういうことを計算してやってるから彼はたいしたもんですよ。賛否両論出ていいんですよ、それも計算の内ですよ」と絶賛し、エールを送った。

　今年の野球界を振り返って「お客さんが入る野球場というのはいいよね、活気があってね。それに見合った日本シリーズをやってくれたしね、非常に盛り上がりましたよ。来季につながってくれるかなと言う期待感のある一年で終わりました。来年は野球界という世界が活気を取り戻す一年になってほしい」と話した。

　阪神の来季優勝のキーマンに佐藤輝明内野手（２２）を指名。「佐藤のバッティングを少し変えたらいい。最低３０本は打てるバッターだからあの魅力を前面に出しながら戦力に育て上げて、阪神の下に着実にお客さんを呼べる選手を一人でも。成績で代えず、使い続ける勇気も矢野監督は持たなきゃいけないと思う」と述べた。