新庄監督も笑顔 ドラ1達が頑張ってアピール「ビッグボスより男前」あくまで冗談半分
日本ハムのドラフト1位・達孝太投手(天理高)がさっそく新庄剛志監督(ビッグボス)にアピールをかました。5日、北海道の北広島市役所で行われた新入団選手発表会見に出席。報道陣に、新庄監督と会話した中で「自分はビッグボスより男前なんで」と冗談半分で言ったことを明かした。
自己紹介の時にやってみたといい、照れ笑いをしながら「自分から言おうと思っていた。けっこう、反応良かったです。笑ってました」と上々の手応えだったという。
このアピールは自分なりに考えた末のものだという。「第1印象が大切と言っていたので、そこで第1印象をしっかりしなきゃと考えて、応えた結果です。1人ずつ壇上に上がって自己紹介みたいな場面で、トップバッターでした。ファンの方の(心の)つかまえ方とか、熱い思いの伝え方ってしっかりやらないと」との思いを込めてのことだった。
ビッグボスとは前日に顔を合わせた段階から「一段階、上のオーラというか、そういうのを感じています。テレビで見ることが多かったけど、それ以上の迫力」と、存在感に圧倒された様子。ただ、その中でも自己紹介で“一発かます”あたり、達の肝も据わっている。
背番号は、米国でプレーする有原航平らがつけていた「16」に決まった。新庄監督からも、報道陣のやりとりの中で、元エースのダルビッシュ有と比較して、「(当時の)有より全然、体もできているし、トークもしっかりしてるから」と期待する言葉が出ていた。達はこれを伝え聞き、「(直接は)ダルビッシュさんの話はなかったですけど…ちょっとびっくりしてるんですけど。憧れのダルビッシュさんと比べていただけるだけでありがたいですけど。上って言われるのはうれしいです」と恐縮。ダルビッシュから話を聞けるチャンスがあれば「野球に対する考え方とか聞きたい」と思いをはせていた。