ヤクルトの青木宣親は現状維持 18年目で初の日本一

 ヤクルトの青木宣親外野手が2日、東京都内で契約更改交渉し、3年契約の2年目となる来季は現状維持の年俸3億3千万円でサインした。今季、プロ18年目で初めて日本一になった。優勝が決まった日本シリーズ第6戦で試合終了を待たずに目を潤ませ「まさか涙を流すとは思わなかったが、うれしかった」と余韻に浸った。

 今季は開幕直後に新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者として離脱を強いられた影響もあり、打率2割5分8厘、9本塁打と昨季に比べて大きく成績を落とした。40歳で迎える来季に向け「また日本一になりたい」と気持ちを新たにした。(金額は推定)

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