ヤクルト 守護神マクガフが帰国「伊藤コーチ、石井コーチ、高津監督に心から感謝」

 ヤクルト球団は28日、スコット・マクガフ投手(32)の帰国を発表した。

 来日3年目の今季はシーズン途中から守護神として奮闘。66試合で3勝2敗31セーブを挙げ、27日の日本シリーズ・第6戦では延長十回2死から登板し、2回1/3を無失点に抑え、日本一の胴上げ投手となった。

 高津監督が10度神戸の空に舞うと、指揮官は真っ先にマクガフの元へ。“新旧・守護神”同士が熱く抱擁し、日本シリーズに苦しんだ助っ人右腕を指揮官自らねぎらった。

 マクガフは球団を通して、コメントを発表した。

 「2021年シーズンはたくさんの出来事がありました。コロナ禍が続く大変な状況の中、スワローズだけでなく、多くのプロ野球ファンの皆さんのたくさんの応援のおかげで、日本一になることができました。

 また、アメリカ代表としてオリンピックに参加し、日本代表とも試合ができたことも心に焼き付いています。特にチームメイトである山田選手、村上選手とオリンピックで対戦したことも素晴らしい思い出の一つです。

 時にはファンの皆さんの期待を裏切る投球をしてしまったこともあるとは思いますが、自分自身ができる最善の投球を常に心がけて、全力でプレイしました。

 いつも自分のことを支えてくれた伊藤智仁投手コーチ、石井弘寿投手コーチ、そして高津臣吾監督に心から感謝します。来年、さらにパワーアップした自分の投球をお見せできるようにしっかりトレーニングをし、スワローズファンの皆さんの前に戻ってきます」

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