オリックス リクエスト成功で流れ呼ぶ 福田が同点適時打、送球が走者に当たる幸運も

 5回、若月は二塁内野で出塁する(撮影・山口登)
 5回、若月の二ゴロアウトの判定に、リクエストする中嶋監督(撮影・北村雅宏)
 5回、若月は福田の左前打で生還する(撮影・山口登)
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 「日本シリーズ・第6戦、オリックス-ヤクルト」(27日、ほっともっとフィールド神戸)

 オリックスのリクエストが成功し、判定が覆った。

 五回、1死。若月の高く弾んだゴロをさばいた二塁手・山田が一塁へ送球し、判定は間一髪でアウトとなった。

 だが、一塁の田口ベースコーチは一塁手オスナの捕球が不完全として猛アピール。中嶋監督がリクエストを要求した。

 リプレー検証の結果、山田の送球を受けたオスナのファーストミットからボールがこぼれて地面に落ちており、判定は覆ってセーフとなった。記録は二塁への内野安打となった。

 次打者・太田が犠打で2死二塁となり、打席には1番・福田。外角のボールをバットに当てた小フライは三遊間深くに落ち、左前打となった。二走・若月が激走。返球が若月の左腕に当たり、ボールがそれて、同点のホームインとなった。

 福田はポストシーズン初打点。シーズンでは9月29日・ロッテ戦以来の打点となった。

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