オリックス・山岡、日本S初星 右肘手術から6・22以来、復帰登板で
「日本シリーズ・第5戦、ヤクルト5-6オリックス」(25日、東京ドーム)
大舞台での復帰登板を無失点で終え、オリックス・山岡が日本シリーズ初勝利を飾った。「いい場面で投げさせてもらってむちゃくちゃ感謝しています」と投げられた喜びをかみ締めた。
6月22日・日本ハム戦以来の公式戦。9月に右肘の手術を受けたばかりだが、必死に右腕を振った。出番は八回1死。ヒギンスが同点3ランを浴びた流れからのマウンドにも「球場の雰囲気を変えたいなと思っていた」。まずはサンタナを二直、中村に四球もオスナを左飛に打ち取った。16日の紅白戦で実戦復帰したばかりだが、最速は148キロをマーク。復活を印象づけた。
中継ぎでの登板は18年以来。「どんな場面でもチームに力を貸したいと思っていた。どんな場面でもいける準備はしていた」。日本一へ、頼もしき右腕が帰ってきた。