ヤクルト助っ人コンビ奮闘 サンタナ2戦連発!オスナV撃!
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「日本シリーズ・第4戦、ヤクルト2-1オリックス」(24日、東京ドーム)
1点を争う接戦で頼れるヤクルト両助っ人のバットが火を噴き、チームを勝利へ導いた。
口火を切ったのはサンタナだ。二回にヤクルトの助っ人では1992年・ハウエル以来のシリーズ2戦連発となる先制ソロを右翼席へ運んだ。「昨日の勢いのまま試合に入ることができた。一球で仕留めることができた」と納得の一発だ。
同点の六回2死一、二塁では、オスナが集中力を研ぎ澄ました。追い込まれながらも必死に食らいつき中前に運ぶ決勝の適時打。「チームの勝利に大きく貢献できて良かった」と塁上で両手を突き上げ喜びを爆発させた。
直前の守備では右翼・サンタナが同点につながる失策。それでも「選手は失敗したいという気持ちはない。周りの選手がどれだけカバーできるかが大事」と語ったオスナが仲間のミスを挽回した。
ともに来日1年目。練習では互いに助言を送り合うなど、異国の地での戦いを支え合ってきた。「カバーしたり、されたり。それこそがチームだと思う」とオスナ。最高の仲間たちと一緒に、日本一へ突き進む。