日本S異例の開幕へ オリックスだけ初戦「山本」予告 高津監督の仕掛けで予告なし決定も

オリックス・中嶋監督(左)とヤクルト・高津監督
 ドームのビジョンに中継されるオリックス・中嶋監督とヤクルト・高津監督による監督会議(撮影・高石航平)
 談笑する中嶋監督(手前)と山本(撮影・神子素慎一)
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 20日に開幕する「SMBC日本シリーズ2021」の監督会議が19日、京セラドーム大阪で行われ、4年ぶりに予告先発なしが決まった。

 会議では事前の協議で予告なしが決まったとされたが、オリックス・中嶋監督は「ルール上、片っぽがやらないって言ったらやらないってなるらしい。結局(ヤクルトが)やらないって言ったんだなって思って。やらないっていうのが優先されるって」と説明した。

 ヤクルト・高津監督が予告なしを選択し、揺さぶりを仕掛けた格好。高津監督は「予告先発はルールでは明記されていないので、それのルールに従ったと言いますか、ルール通りにやったと理解していただけたらいい」とだけコメントした。

 同い年のふたりだが、中嶋監督も負けていない。「別に片っぽはやっても良いんでしょ。山本よ」と初戦は堂々とエースの先発を予告。異例の展開となったが、第2戦以降は「その次からは気が向いたら言う」と語った。

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