ヤクルト・奥川 「攻めて」開幕戦制す 20年ぶり日本一へ先陣「粘り負けない」

 ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が、20日から始まる日本シリーズで“開幕投手”を託されることが18日、決定的となった。この日はブルペン投球を行うなど、決戦に向けて最終調整。「攻めて思い切ってプレーしたい」。20年ぶりの日本一へ、勢いよく先陣を切る。

 王者同士の熱き戦い。中でも第1戦は相手エース・山本との投げ合いが予想される。両者はCSファイナルSでも“開幕投手”を務め、ともに完封勝利を飾った。奥川は投手4冠を獲得した山本について、「成績通りの素晴らしい投手」と表情を引き締め、言葉を続けた。

 「どの投手が相手でも、ロースコアの試合になるかなと思うので、そこを粘り負けないように頑張りたい」

 鍵に挙げたのは、強力なクリーンアップ封じだ。「まだこれから対策を練る」としたが、右尺骨骨折から復帰した吉田正や本塁打王の杉本が中軸に座る相手打線。「クリーンアップはキーになる。しっかり切るところを切れるように」と意気込んだ。

 紅林、宮城ら同世代との再会にもなるが、一戦必勝で戦ってきた下克上のフィナーレ。「緊張感もありますけど、勝ちたい思いも強いので」。負けられない思いを秘め、日本一を勝ち取る。

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