ヤクルト・村上、一発で「仕留める」 オリックス・山本由伸撃ちを宣言!

 日本シリーズに出場するヤクルトが17日、神宮球場で全体練習を行った。ノックや打撃練習、シート打撃で各選手は調整。村上宗隆内野手(21)はシート打撃には参加しなかったが、ノックで軽快な動きを見せ、打撃練習で快音を響かせると、オリックス・山本由伸投手(23)の攻略に意欲を見せた。

 快晴の空の下、村上は打ち込み、ノックを受けて汗を流した。絶対的4番打者として君臨した一年。その集大成となる大舞台での“山本撃ち”を誓った。

 「全ての球が一級品だし、決め球になるボールもたくさんある。何とか一発で仕留められるようにやっていきたいと思います」

 山本とは今季、5月28日(京セラ)に対戦。村上は3打席で2打数無安打と抑え込まれ、チームも惨敗した。今季パ・リーグ投手4冠を獲得した右腕を「すごい投手だと常に思っています」と実力を認めるも、負けるつもりはさらさらない。

 全ては勝利のため。「勝ちに貢献するだけです」と気負うこともない。今夏は東京五輪で金メダル獲得にも貢献した経験もあり、村上は「勝ちに(向けて)チーム一丸となっていけるかが大事じゃないかと思います」と一致団結を強調。敵陣には五輪でチームメートだった吉田正もいるが「三塁から見て、日本シリーズですけど、いいところは見ながら吸収できれば」とどこまでも貪欲だ。

 16日のシート打撃では小川、石川から本塁打を放っており「しっかりとしたスイングができているかな」と状態も良好だ。21歳で初の日本シリーズとなるが、言葉からは落ち着きを感じさせる。大舞台でも、普段と変わらないプレーで勝利に導いていく。

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