センバツ王者・東海大相模が8強で敗退 原監督「僕の導き方が悪かった」来春出場微妙に
「秋季高校野球関東大会・準々決勝、木更津総合4-1東海大相模」(2日、ノーブルホームスタジアム水戸)
今春センバツ王者の東海大相模が準々決勝で敗れ、2年連続13度目となる来秋センバツ出場が厳しい状況となった。初回に3点を先制される苦しい展開。直後にプロ注目で「4番・右翼」として出場した求航太郎投手(2年)の右翼への犠飛で1点をかえしたが、以降はチャンスを作りながら木更津総合の好右腕・越井を捉え切れなかった。
チームは今春、門馬敬治前監督の下、今春のセンバツで全国制覇を果たした。甲子園春夏連覇を懸けて挑んだ今夏の神奈川大会は部内の新型コロナウイルス感染で無念の途中辞退。新チームから就任したOBで元巨人捕手の原俊介新監督は「(選手は)集中力を切らさずにやってくれた。僕の導き方が悪かった」と涙するナインをかばった。