巨人・大竹が引退会見 宝刀シュート教わった先輩・黒田氏に感謝

 引退会見で笑顔を見せる大竹(撮影・出月俊成)
 テレビの音声マンとして会見場に忍び込む畠
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 巨人・大竹寛投手(38)が25日、東京ドーム施設内で引退会見を行った。プロ通算376試合で102勝101敗、26ホールド、17セーブをマークした右腕は右膝の故障でユニホームを脱ぐことを決意。代名詞のシュートを教わった広島時代の先輩・黒田博樹氏(46)に感謝し、思わぬサプライズもあって最後は大爆笑で会見を終えた。

 壁にぶち当たっていた広島時代の2007年頃、「右打者の内角にシュートを投げないと飯を食えなくなる」と新球習得に着手。参考にしたのは同じ強気の投球スタイルを持つ黒田氏だ。「見よう見まねで投げていったのが始まり。そこが分岐点になった。自分を助けてくれたボール」としみじみ振り返った。

 会見終了後には菅野ら仲間が登場。さらにニット帽にめがねを掛け、テレビスタッフに扮(ふん)して会見に最初から参加していた畠が正体を明かすと、「ずっと下を向いていたから気付かなかった。仕事熱心な人かと」と驚きつつ笑顔の大竹。すがすがしい表情で会場を後にした。

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