巨人・大竹が現役引退 ジャイアンツ球場でナインにあいさつ 今月中に会見へ
巨人は22日、大竹寛投手(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。ジャイアンツ球場で行われた全体練習前に監督や選手、スタッフらにあいさつの言葉を述べた。なお引退会見については今月中に行われる予定だ。
大竹は13年オフにFAで広島から加入。先発やリリーフで活躍し、19年にはプロ通算100勝を達成。その年のプレミア12では侍ジャパンに選出され世界一にも貢献していた。しかし今季は度重なる故障に悩まされ、1軍でわずか3試合の登板にとどまっていた。
宮本投手チーフコーチは「上から見るんじゃなくて、目線の低い兄貴分でした。すごく存在感が大きくて助けられた」とムードメーカーだったと明かした。プロ生活20年のベテランが惜しまれつつユニホームを脱ぐ。