オリックス・中嶋監督、痛恨の逆転負けも「あと2試合全力でやります」
「オリックス2-5楽天」(20日、京セラドーム大阪)
オリックスは五回2死から伏見の4号2ランで逆転するが、七回に3番手の富山が楽天打線につかまり再逆転を許す。さらに福田の適時失策などもあり失点を重ねた。痛恨の逆転負けで、ロッテの優勝マジックは5となった
中嶋聡監督は則本昂に抑え込まれた打線について「あまりチャンスも作れないままでしたからね。最後の方はいっぱいいっぱいに見えたんですけどね。それでも捉えきれなかったというところですね」と振り返った。
七回の守りでは岡島の中前打を福田がはじき、一塁走者の生還を許した。
「言ってても仕方がないのでね。なんとかしましょう。なんとかしてもらいましょう!」
先発の山崎福は今季最速の148キロを連発するなど、気持ちの入った投球を見せた。
「良かったですよね。ああいうときに限って(二回)二塁打、ヒットでポンと入ったりするんですけど、きょうは良かったですよ。良かったんですけど、逆転してもらった次の回(六回)。気を抜いたわけではないんでしょうけど(山崎剛への)死球であったりとか、あの辺かなと思いますけど内容は良かったのかなと思います」
残り2試合になった。
「何を言ったところであと2試合しかないので全力でやります」
試合のなかったロッテのマジックは1つ減って5。ロッテの最短優勝は25日。
オリックスの最短マジックは24日で、出る時は「1」。最短優勝は25日になった。