斎藤佑樹が号泣 敵将が異例の花束贈呈役 痛恨敗戦のオリックス中嶋監督が粋な計らい
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「日本ハム4-3オリックス」(17日、札幌ドーム)
試合後に日本ハム・斎藤佑樹投手の引退セレモニーが行われた。
早実時代から、日本ハム入団、さらにプロ11年間の映像が流された後、オリックス側も粋な計らい。日本ハム時代にバッテリーを組んだ中嶋監督が花束の贈呈役として登場。中嶋監督の名前がアナウンスされると、斎藤の表情が崩れ、涙が止まらなくなった。いち選手の引退セレモニーで相手監督が花束の贈呈役を務めることも異例だ。
中嶋監督は04年から15年まで日本ハムでプレーし、バッテリーも組んだ。選手兼任コーチも含め、07年から18年まで指導者として在籍した。
斎藤はこの日、先発・上沢の後を受けて2番手でマウンドへ。最後の登板は打者1人、福田に対して四球だった。試合は1点差で日本ハムが逃げ切り、優勝争いをするオリックスにとっては痛恨の敗戦となった。