斎藤佑樹 06年夏の甲子園からの「15年間」に感謝「長い間、見守っていただき」
今季限りで現役を引退する日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が17日、引退登板が予定されているオリックス戦前に会見に臨んだ。今後については、具体的なことには触れなかったが、自分に今、何ができるのかを考えた上で次に進むとし、ファンに対しては、早実時代の高校3年から通じて「15年間」を見守ってくれたことに感謝した。
今後について斎藤は「今、自分ができることと、できないことと、やらなくちゃいけないことをしっかり考えて、うん、まずはそれをしてから次に進みたいなと思います」と現状の考えを述べた。
ファンに向けては、「ファイターズに来てから11年間。もっと言えば高校3年生の夏の甲子園から約15年間。斎藤佑樹という野球選手を長い間、見守っていただき、本当にありがとうございました」と感謝した。
15年前の2006年、早実時代の3年で出場した夏の甲子園では、決勝で駒大苫小牧と対戦。田中将大との投げ合い、引き分け再試合の末の優勝は、高校野球の名シーンの一つに数えられている。