ソフトバンク笠谷好投も森が悲弾 3位が大きく遠のく痛恨黒星
「ロッテ3-1ソフトバンク」(15日、ZOZOマリンスタジアム)
前夜に優勝マジック9を点灯させたロッテを相手に、ソフトバンク・笠谷俊介投手(24)が気迫の投球を見せた。初回2死一塁で、4番レアードを中飛に仕留めると、二回は2三振を奪うなど三者凡退。三回2死一、二塁もしのいだ。
工藤監督は「来年、再来年と先発として一人前になるため」と、Aクラスの夢をつなぐ一戦を託した。
1点を先制した直後の五回2死から9番加藤に同点ソロを浴びたが、六回途中までを2安打1失点にまとめた左腕は「試合はつくることができたと思います」と振り返った。
来季への萌芽(ほうが)は確かに見られた。が、打っては3安打1得点。最後は森が制球難から走者を許し、岡への苦し紛れの1球をサヨナラ本塁打された。3位が、大きく遠のいた。