巨人9連敗 原監督「ホームラン打たれ過ぎ」4被弾の投手陣に苦言

 ヤクルトに逆転を許し、がっくりと肩を落とす原監督(中)=撮影・佐藤厚
 6回、サンタナに同点2ランを浴びた戸郷
 ヤクルトに逆転を許し、さえない表情の原監督(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト8-7巨人」(15日、神宮球場)

 巨人が逆転負けで9連敗。これで11戦連続白星なしとなった。

 9試合連続2得点以下と低迷していた打線は、初回に坂本の19号ソロ、岡本和の39号2ランで10試合ぶりの3得点を記録。この日は7点を奪ったが、先発戸郷が3本塁打を浴びるなど、ヤクルト打線の一発攻勢に沈んだ。

 原監督は「なんか少し動きましたね、うん」と活気を取り戻す兆しを見せた打線に手ごたえを見出しつつも、「今日は8点か、取られたのがね。9点取らなきゃならない、やっぱりな。まあ、従ってこういう形になったということでしょうな。まあ、一つ言うならば、やっぱりホームランをちょっと打たれ過ぎたかなというところはあるね」と話した。

 4-2と2点リードして迎えた六回、戸郷が、サンタナにこの日2本目となる同点2ランを浴びて降板した。5回0/3を6安打3被弾4失点だった。

 七回に坂本、岡本の適時打で2点を勝ち越した。だが、その裏に登板した高梨が山田に適時二塁打を浴びて1点差とされた。さらに無死一、二塁で登板した畠が、オスナに逆転3ランを浴びた。

 連敗は9に伸びたが、坂本、丸、岡本和、中田と主力打者は結果を出した。それでも原監督は「いやまあ、1試合だからね。まあ明日もまた続くわけだからね」と淡々とした口調で話した。

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