ヤクルト・清水 2年連続最優秀中継ぎ確定!67登板49HP 投手陣奮闘リレーでM7

 「中日1-1ヤクルト」(14日、バンテリンドーム)

 ただがむしゃらに腕を振り続けてきたヤクルト・清水が、2年連続のタイトルをつかんだ。今季67登板目で挙げた49ホールドポイント。この日も価値あるドローをつかんだ投手陣の奮闘劇に一役買い、最優秀中継ぎを確定させた。

 「この先もチームが勝てれば、『もっといいシーズンだった』と言えるようになる。残りの試合を頑張っていきたいです」

 同点の八回にマウンドに上がると、まずは石岡を見逃し三振。京田は味方の失策で出塁を許したが、続く加藤の犠打を冷静に処理して2死二塁とした。大島に対してはベンチが申告敬遠を選択し、ここでスアレスにスイッチ。助っ人右腕が後続を断ったことで清水にホールドポイントが記録され、2位の阪神・岩崎に上回られる可能性がなくなった。

 今季から散歩が日課になった。中継ぎは一喜一憂できない場所でもある。この名古屋遠征では名古屋城まで足を運んだ。「気分転換もあるし、リセットする時間にしています」。反省や予習、毎日の結果と向き合い、決して逃げてこなかった。

 今季序盤は状態が上がらず、悔しい思いもした。「去年を追い求めすぎていた」と悩んだ日もある。それでも仲間がつなぐ勝利のバトンだ。価値ある引き分けで優勝マジックは「7」に減った。まだ見たことのない頂へ。清水が屋台骨を支えていく。

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