ロッテ・石川 3年半ぶりの完投勝利 優勝争いの重圧「あんまりなかった」
3枚
「オリックス2-8ロッテ」(13日、京セラドーム大阪)
ロッテの石川歩投手が、完封ペースの九回2死から杉本に2ランを浴び16年以来の完封勝利は逃したが、6安打無四球、18年4月以来の完投勝利で首位オリックスから5勝目を挙げた。
二回は1死一、三塁となったが、T-岡田を空振り三振。伏見を二飛に打ち取ると、三回以降は安定した投球。捕手の田村と息の合ったバッテリーで要求どおりの配球で応え、オリックス打線を封じた。「田村の要求どおりしっかり投げられました」と笑顔。
前夜は2点リードを守れず、引き分けとなったが、ベテランの好投で1・5差に縮めた。優勝争いの重圧を問われ「あんまり、なかったですね」と頼もしかった。