ヤクルト外れ1位で法大・山下指名 高津監督「よかった」左投手、即戦力狙っていた
「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)
ヤクルト・高津臣吾監督(52)が、外れ1位で山下輝投手(22)=法大=の交渉権を獲得。即戦力左腕の補強に成功し、満面の笑みを浮かべた。
「左投手、即戦力を狙っていた。2回目にはなったけど、山下君を指名できてよかったです」。今季初先発となった10日の立大戦を球場のモニターで直接チェックし評価を上げた。「直球に力もあって、右を打ち取る球種もあって楽しみ。今のチーム事情にマッチした。チームの中心として大きく成長していってほしい」と将来のエースとしての大きな夢を描いた。
前日には「即戦力、将来性だっていうのを抜きにして、スワローズを引っ張ってくれる選手はいつの時も、どんなポジションでも必要」と縁に期待していたが、狙い通りの指名に納得の表情だった。