「プロ野球ドラフト会議」（１１日、都内ホテル）

　ＤｅＮＡの三浦大輔監督（４７）が阪神と競合した市和歌山・小園の交渉権を見事に引き当て、通算１７２勝を挙げた右腕を高々と掲げた。

　「かなり緊張しましたし、手も震えていました。うれしい気持ちとほっとした気持ちです」

　普段は験担ぎをしないが、「スカウトの願いがかなうように」と神社で手を合わせ、スーツにリーゼントで会場入り。当たりくじを引くと「めちゃめちゃ興奮した」と頬を紅潮させて喜んだ。

　小園は高校Ｎｏ．１投手と称される逸材。「（魅力は）強い直球。将来的にはチームを引っ張るエースになってほしい」。大きな期待を抱きつつ、金の卵をエースに育て上げる。