巨人くじ引き11連敗 それでも原監督、翁田を「右投手では1位評価」

 ドラフト会議に臨む原監督
 西日本工大・隅田知一郎の抽選でくじを引く、巨人・今村球団社長(代表撮影)
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 「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)

 巨人は1位指名で4球団競合となった隅田知一郎投手(22)=西日本工大=を抽選で引き当てられず、これで2013年1位指名の石川歩(現ロッテ)から数えて、くじ引きは“11連敗”となった。それでも原監督は外れ1位で指名した最速153キロの翁田大勢投手(22)=関西国際大=を「右投手では1位評価」と大きな期待を寄せた。

 去年まで指揮官が務めたくじ引き役を今年は今村球団社長に託したが、大学No.1左腕の交渉権を獲得したのは西武だった。原監督は「左投手では彼(隅田)を一番評価しました。しかし、右では翁田君を1位で評価していたという点では非常に満足しています」と手応えを示した。

 翁田に加え、支配下で指名した7人中6人が投手というドラフトを「ジャイアンツ全体のバランスを考えて、こういう形がベストであろうと。90点以上ですね」と総括。2、3位で指名した山田龍聖投手(21)=JR東日本、赤星優志投手(22)=日大=も含め「先発ローテーションを目指して、そのつもりでジャイアンツの門を叩いてもらいたいですね」と即戦力としての期待をにじませた。

 原監督自身が「こんなに若い選手たち、アマチュアの人たちをチェックし、論議したのは初めて」と振り返った今ドラフト。抽選は外したが、手応えは十分という様子だった。

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