日本ハム・バーヘイゲン6回2失点5勝目 「予測できない投球できた」
「日本ハム4-2ロッテ」(9日、札幌ドーム)
日本ハムがシーズン最終盤で意地をみせた。2位・ロッテとの3連戦でカード勝ち越し。連日の上位叩きを担った投の主役は、先発のドリュー・バーヘイゲン投手(30)だ。「相手の予測できない投球ができた」と6回2失点(自責0)で5勝目を挙げ、満足そうに笑った。
着実に進化を遂げている。来日1年目の昨季は、持ち味だった細かく動く速球が配球の軸だったが、縦回転で伸びのある直球にシフト。他の多彩な変化球がより生きるようになり、六回無死一塁からはレアード、エチェバリア、岡を3者連続三振に斬った。
ローテ通りなら16日にオリックス、23日には再びロッテ戦に登板予定だ。「目の前に集中したい」と控え目に語ったが、優勝争いのカギを握るのは、最下位のチームの助っ人かもしれない。