西武が西日本工大の隅田1位指名へ 今秋ドラフト12球団初の公表

 西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が8日、ドラフト会議で西日本工大の左腕・隅田知一郎投手(22)を1位で指名することを公表した。同日の編成会議で決定。指名選手の公表は12球団で初めて。

 会議後に取材に応じた渡辺GMは「今のうちの戦力を鑑みた中で、この投手しかいない。リストに挙がった選手の中では一番の評価。投手としてのポテンシャルの高さがあり、ゲームを支配できる。走者を出したときでも切り抜けるすべを持っている」と説明した。

 西武は今季も投手力が課題で特に左腕不足は深刻。先発左腕の白星は浜屋と内海の1勝ずつにとどまっている。渡辺GMは「先発ローテーションに入っている左投手はいない。彼は普通に投げられれば戦力になる」と即戦力として期待した。

 西武の1位指名公表は2019年の佐々木朗(ロッテ)以来2年ぶり。競合した場合の抽選役は未定という。かつて抽選で菊池(マリナーズ)らを引き当てた渡辺GMは「(運を)使い果たしているのでそれはないと思います」と自らの“出馬”は否定した。

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