オリックス 吉田正が復帰も痛恨ドロー 守護神・平野佳が打たれる
「オリックス1-1楽天」(26日、京セラドーム大阪)
オリックスの守護神・平野佳が打たれた。1点リードの九回、いきなり岡島、茂木に連打。わずか3球で追いつかれた。
その裏、1死一塁の場面で左太もも痛から3週間ぶりに復帰した吉田正が代打で登場。場内から大きな拍手で迎えられたが、左飛。結局、引き分けに終わった。
通算で4勝17敗。難敵、田中将との対戦。中嶋監督は先発竹安を両軍無得点の五回2死で交代させると、惜しみなくリリーフをつぎ込み相手打線を封じ込めていった。
打線は七回にT-岡田の安打を足がかりに田中将の2暴投でようやく1点をもぎ取ったが勝ちきれなかった。中嶋監督は「投手陣よく頑張りました。最後(平野)佳寿は点を取られましたけど、そういうこともある」と痛い引き分けにも責めることはなかった。
28日から首位ロッテとの3連戦。選手会長の吉田正がチームの思いを代弁した。
「全部勝つつもり。(最後に)順位が入れ替われるように、そういう3試合にしていきたい」
主砲の復帰を再浮上のきっかけにする。