負けない首位ヤクルト 1安打も16度目ドロー あの“判定混乱試合”から11戦負けなし

 力投を見せる高橋(撮影・堀内翔)
 9回、空振り三振に倒れる村上(撮影・堀内翔)
 ヤクルト対中日戦のスコアボード(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト0-0中日」(25日、神宮球場)

 首位ヤクルトが今季16度目の引き分け。10年ぶりの8連勝はお預けも、4引き分けを含めて11戦負けなしとなった。首位はキープ、2位阪神とはゲーム差なしとなった。

 八回1死まで中日先発ロドリゲスに無安打に抑えられる苦しい展開。八回1死から塩見の初安打もチャンスは生かせなかったが、負けないのが今のヤクルトだ。相手に負けじと先発・高橋奎二が好投。7回3安打無失点でバトンをつなぐと、八回は清水、九回はマクガフがスコアボードに0を刻んだ。打線が1安打と沈黙したが、投手陣も零封リレーで引き分けに持ち込んだ。

 振り返れば最後に負けたのは9月13日の中日戦(ナゴヤドーム)。九回にラストプレーで判定が混乱し、0-1で試合が終了した。高津監督が激怒し、14分の猛抗議。この気迫が選手に乗り移ったのか、翌日の阪神戦から負け知らずだ。

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