星稜名誉監督・山下氏「魂植えつけたい」 母校・門前野球部アドバイザー就任
星稜名誉監督の山下智茂氏(76)が24日、石川県輪島市内の母校・門前を訪れて野球部アドバイザー就任の報告会に出席した。星稜以外の高校で指導に従事するのは初。「僕の気持ちを生徒たちにぶつけながら、魂を植えつけたい」と“マシンガンノック”の予告も飛び出した。
主将の的場洸稀(みつき)内野手(2年)ら部員9人とも顔を合わせ、「頑張ろうね」と声を掛けた。「高校魅力化プロジェクト」を進める輪島市からのオファーを快諾。生徒数の減少に悩む母校の救済へ、一肌脱ぐ。
「最後の恩返しをしたい」と、新天地での挑戦に早くも気持ちを高ぶらせている。本格的な練習参加は来年3月以降を予定。週3、4回程度、後輩でもある新たな教え子に情熱を注いでいく。