痛恨ドローの巨人 ビエイラ乱調は「登板間隔が空いた影響も」評論家の視点
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「巨人6-6阪神」(24日、東京ドーム)
両軍の執念がぶつかり合う大熱戦は、引き分けで終わった。
1点リードの九回、巨人は守護神ビエイラを投入したが、逃げ切りに失敗。サンズの適時二塁打で追いつかれた。
デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「九回にリードをしていた方が追いつかれたのは痛い」とし、ビエイラについて「1、2球目の散らかり具合を見て、良かった時のビエイラじゃないなというのは分かった」と振り返った。
ビエイラの登板は9月5日の阪神戦以来。右肘の違和感で再調整となって以来のマウンドだった。前カードの広島戦から合流していたが、登板していなかった。「結果的には登板間隔が空いたことも影響したかもしれない。展開を見て投げさせておいたほうが良かった」と振り返った。
また、ビエイラは8月14日に166キロを計測したが、「マックスが出るのは腕がシャープに振れている証拠だが、肘や肩に負担がくる。次の登板でどうなるか。巨人にとってはビエイラが復調してくれないと困るな」と語った。