四国ILp 香川が年間総合優勝に王手 エース近藤が完封

 「四国ILp・トリドール杯チャンピオンシップ・第1戦、香川1-0高知」(24日、レクザムスタジアム)

 互いに譲らぬ白熱する投手戦を、香川のエース・近藤壱来投手(23)が完封で制した。チームは九回、富田慎太郎内野手(22)の劇的なサヨナラ打で先勝し、年間総合優勝に王手をかけた。

 相手は元広島で今季防御率と奪三振の2冠を獲得した高知のエース・藤井皓哉投手(25)。「めっちゃ緊張していたし、楽しみだった」というが、最高のライバルとの投げ合いで一歩も引かなかった。二回には安打と四球で招いた無死満塁のピンチを、併殺と三振で無失点。「開き直って腕を振れた。あそこからスイッチが入りました」と、その後も得点を許さなかった。「自分がレベルアップするためには勝たないといけない」と、元NPB戦士を相手に結果を出してみせた。

 今季は15勝で最多勝のタイトルを獲得。シーズン中盤から評価を上げ、来月11日のドラフトの前に、複数球団から調査書が届いている。夢へ向かって着実に歩を進める。

 第2戦は25日に高知で行われる。2018年以来の四国王者奪還へ。試合後も「僕はあすもあさっても投げるつもりでいる」と、近藤壱の高ぶりは収まる気配がなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス