東洋大姫路・藤田監督が勇退へ 春夏通算5度の甲子園へ導く 後任は未定

 東洋大姫路(兵庫)を春夏通算5度の甲子園へ導いた藤田明彦監督(66)が2022年3月をもって退任することが23日、分かった。退任後は家族が住む東京へ戻る。後任は未定。

 同校OBの藤田監督は、1997年8月から2006年3月まで東洋大姫路の監督を務めた。その間、春夏通算4度の甲子園に出場。03年センバツではエースのグエン・トラン・フォク・アンを中心に4強へ進出した。06年に勇退。その後は東京で東洋大職員として勤務していた。

 だが、同校の低迷を受けて11年1月に監督復帰。11年にはエースの原樹理(ヤクルト)を擁して夏の甲子園で8強へ進出した。

 東洋大姫路は現在、秋季兵庫大会に出場しており、23日の3回戦で報徳学園を破って8強に進出。11年夏以来の甲子園となる来春センバツ出場を目指している。

 ◆藤田明彦(ふじた・あきひこ)1955年2月13日生まれ、66歳。兵庫県西脇市出身。東洋大姫路では2度甲子園出場。東洋大、社会人の東芝府中で外野手としてプレー。東芝府中のコーチ、監督を経て97年8月東洋大姫路監督に就任。06年3月末に勇退。東洋大職員を歴任し、11年1月17日付で東洋大姫路監督復帰。甲子園には春夏通算5度出場し、03年センバツで4強。家族は妻と2女。

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