NPB「ワクチン・検査パッケージ」活用へ今季中の実証実験を検討
日本野球機構(NPB)と12球団は21日、臨時の代表者会議を開き、大規模イベントの入場規制緩和へつながる「ワクチン・検査パッケージ」活用に向け、今季中の実証実験について検討を行った。
政府は新型コロナのワクチン接種証明やPCR検査の陰性証明を組み合わせ、行動制限緩和を進める方針。NPB・井原事務局長は「10、11月の状況の変化に伴って(パッケージ)活用の実証実験が来季の対応にもつながる」とし、実施への課題などを議論した。
また、午前中のJリーグとの「新型コロナ対策連絡会議」後、プロ野球の斉藤コミッショナーは緊急事態宣言解除後を見据え「(収容人数の)50%か1万人の少ない方を認めてもらいたい希望は持っている」と政府側と交渉する意向を示した。