ソフトバンク 11年ぶりマーから白星 連敗5でストップ
「楽天4-5ソフトバンク」(20日、楽天生命パーク宮城)
長いトンネルを抜け出した。ソフトバンクは3点を先行されながら、田中将から2本塁打を放って攻略に成功。引き分けを挟んだ連敗を5で止め、8日以来となる白星をつかんだ。逆転2ランで貢献した栗原は「僕たちは勝つしかない。勝てたことが一番」と1勝の重みをかみしめた。
0-3の四回に「何とか流れを変えようと打席に入った」というデスパイネが2ラン。五回は2死一塁から栗原が集中力を高めた。初球、内角低めの速球を引っ張り、ライナーで右翼席へ突き刺した。
田中将にチームとして2010年以来の黒星をつけ、工藤監督は「いい投手から点を取れたのを次につなげてほしい」とほっとした様子だった。