巨人、苦しい先発陣 4点差追いつきドローも不安抱えて首位・阪神戦へ

 「巨人6-6ヤクルト」(18日、東京ドーム)

 巨人は打線が執念の粘りで最大4点のビハインドを追いつき、球団最多タイとなる16度目の引き分けに持ち込んだ。一方、先発のメルセデスは5回途中5失点で降板。9月に入ってから先発投手が試合を作れていない状況だ。

 左腕は毎回、先頭打者に出塁を許す苦しい投球。五回、先頭の村上に左前打を食らったところで交代を告げられた。原監督は「やっぱり制球力でしょうね。あれだけ球数が多い(93球)というのはね、なかなかリズムに乗りきれないよね。彼の特徴だもんね、リズムの良さは」と指摘した。

 9月の15試合で白星を挙げた先発投手は、2勝の菅野のみという厳しい現状がある。駒不足のため、8月31日のヤクルト戦から先発ローテを5人で回しているが、思うように結果につながらず、9月は3勝8敗4分けと苦しんでいる。

 19日は3・5差で追う首位・阪神との一戦。先発は前回の広島戦(マツダ)に中4日で登板し、7回1失点でエースの意地を見せた菅野だ。先発陣で唯一、中5日ローテに適応しており、大きな期待がかかる。主砲の岡本和は初回無死満塁で遊ゴロ併殺に倒れるなど、やや調子を落としているが「まあ、必ず肥やしにしますよ」と原監督。三つどもえの優勝争いから脱落しないために、直接対決を何としても制する。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス