ヤクルト・山田が28号ソロ「奥川に追加点をとってあげたかった」
「巨人-ヤクルト」(17日、東京ドーム)
ヤクルトの山田哲人内野手(29)が、五回に貴重な追加点となる28号ソロを放った。
五回から巨人は2番手の田中豊にスイッチ。その代わった直後の初球だった。先頭の山田は、高めの直球をフルスイング。打球は左翼・亀井が一歩も追わない完璧な当たりで、貴重な追加点を奪った。
山田は「奥川は粘り強く投げてくれているので、追加点をとってあげたかった。どんどん思い切って投げてほしいです」と振り返り、後輩を力強いスイングで援護した。
二回に西浦の犠飛で同点とし、四回にサンタナの勝ち越し2ランで勢いに乗ったヤクルト。負ければ3位転落となる大一番だ。先発の奥川も、幾度となくピンチを背負うも、最少失点で粘っている。