英明 初戦突破も苦戦 守備乱れ5失策 先発・寒川完投も「勝ったけど悔しい」

 「秋季高校野球香川大会、英明3-2高松桜井」(12日、レクザムスタジアム)

 2年生主体で夏準優勝を果たし、この秋は優勝候補にも挙げられる英明が、初戦から苦戦を強いられた。

 「置きにいっているというか、そんなことできないのに、丁寧に丁寧にいこうとしていた」。5失策を記録した試合後、香川純平監督(36)は、時折厳しい表情を見せながら振り返った。

 新戦力候補の1年生も起用した試合で5失策と守備が乱れ、打線も相手エースを打ち崩すには至らず。先発の寒川航希投手(2年)は、9回4安打2失点(自責0)と試合を作ったが「勝ったけど悔しい気持ちが強い」と、唇をかんだ。

 次戦は23日。立て直す時間はある。「これだけ失敗して勝てたことをプラスにとらえたい」と香川監督。戦いは始まったばかりだ。

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