京都国際・森下 気迫投球も「自分の力不足」 準々決勝まで計340球

 「全国高校野球選手権・準決勝、智弁学園3-1京都国際」(28日、甲子園球場)

 京都国際のエース・森下瑠大投手(2年)の疲れは限界に達していた。準々決勝までの3試合すべてに登板し計340球を投じていた。7月の京都大会直前に負傷した足首の状態も悪化。この日はベンチスタートだったが、マウンドに上がると気迫で強打の智弁学園打線に立ち向かった。

 走者を出しながらも粘ってゼロを並べ、味方の反撃を待った。九回には注目のスラッガー・前川をこん身の真っすぐで見逃し三振に打ち取り、意地を見せた。

 それでも決勝進出はならず「自分の力不足。状態が悪くても勝たせるのがエース」と唇をかんだ。まだ2年生。「来年はチームの柱として自覚を持ってやる。春夏連覇する」と力を込めた。

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