米国が敗者復活3回戦へ わずか3安打も効いた2発
「東京五輪・野球・敗者復活戦、アメリカ3-1ドミニカ共和国」(4日、横浜スタジアム)
敗者復活2回戦は、米国がドミニカ共和国に3-1で勝ち、5日の敗者復活3回戦に進んだ。
わずか3安打ながら、そのうち2本が本塁打だった。初回1死一塁は、3番・カサスが2日の日本戦に続いて2試合連続となる先制の中越え3号2ラン。五回2死は、DeNAの2番・オースティンがバックスクリーンに2号ソロを放ちリードを広げた。
先発のカズミアーは5回無失点。六回はオリックスに在籍していたディクソンが1回無失点でつなぎ、七回はヤクルトのマクガフが1回無失点だった。日本球界を経験している2人のリレーで、ドミニカ打線を封じ込めて逃げ切った。
日本になじみのある3選手の活躍もあって、金メダル獲得の可能性を残した。ソーシア監督は「エラーも出たがよく守った。継投した投手がしっかりつないでくれた。乗り切ることができた」と振り返った。