高松商 25年ぶり夏初戦突破だ!主将・山崎「たくさん校歌を歌いたい」
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日)
9日に開幕する「第103回全国高校野球選手権大会」(甲子園、17日間、3回戦2日目、準々決勝、準決勝の翌日に休養日)の組み合わせ抽選会が3日、同大会初のオンラインで開催された。
2大会連続21度目の出場の高松商は、1996年以来25年ぶりの夏の甲子園初戦突破を目指す。
相手は10大会連続出場の作新学院。甲子園で春夏ともに優勝経験のある強豪対決となったが、主将・山崎悠矢捕手(3年)は「全てのレベルで素晴らしいと思う」と敬意を払いながらも、「全員が最後まで諦めずにプレーできる。ひとつでも多く勝って、たくさん校歌を歌いたい」と、初戦に勝って、上位進出へ闘志を燃やした。
粘り強い打線が持ち味のチーム。香川大会は高校通算35本塁打の浅野翔吾外野手(2年)を中心に準決勝、決勝でともに4点差を逆転して勝ち上がった。
長尾健司監督(51)は「(作新学院は)勝ち方を知っている本物のチーム。これから研究させてもらう」。入念に分析し、久々の夏1勝を目指す。