侍・山本 “韓倒”でメダル決める!4日・準決勝先発へ「とにかく全力で」

 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」が3日、都内で練習を行い、4日の準決勝・韓国戦(横浜)へ向けての調整を終えた。

 経験も力に変えて、宿敵の前に立ちはだかる。オリックス・山本は勝てばメダルが確定する一戦を託された。「リーグ戦ではないので、違うプレッシャーはすごく感じている」と偽らざる心境を明かしながらも、「とにかく全力で頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。

 五輪開幕戦となったドミニカ共和国戦(福島)以来、今大会2試合目の登板。同戦は初回と三回に得点圏に走者を背負い、「バタついた」。それでも6回2安打無失点、9奪三振の快投で、サヨナラ勝利を引き寄せた。

 初登板では五輪独特の緊張感を味わった。「どうなるかは分からないが、1戦目を投げた後に、次はもう少し落ち着いて入れそうだなと思った」という右腕。韓国は強力打線が持ち味だが、一度マウンドに上がった経験は精神的な追い風となるはずだ。

 「まずは決勝に行けるように、絶対に勝つ」。見据える先にあるのは頂点のみ。己の投球で宿敵をたたき、金メダル獲得への弾みをつける。

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