侍・吉田正 攻撃陣の合言葉「ステイバックしよう」 元同僚・ディクソンと対戦も

 侍ジャパン・吉田正
 打撃練習する吉田正(共同)
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 東京五輪の日本代表「侍ジャパン」が1日、準々決勝の2日・米国戦(横浜)に向け、都内のグラウンドで練習を行った。

 3番に座るオリックス・吉田正尚外野手(28)が攻撃陣の合言葉を明かした。「ステイバックしよう!」。その意味は「頭をしっかり残して振る」ということ。初見の投手に対してはスイングが小さくなり、当てにいきがちだが、声を掛け合って本来の打撃を貫こうとしている。

 1次リーグA組初戦の7月28日・ドミニカ共和国戦は九回サヨナラ勝ちを決め、2戦目の31日・メキシコ戦は10安打7得点で快勝。合言葉が打線全体に浸透しており、吉田正も「勇気づけられています」と実感している。

 2日の準々決勝・米国戦では、元オリックスのディクソンと対戦する可能性がある。「ずっと長くチームでやってきましたし、また国を背負ってという特別な気持ちもあります」。大舞台でも気後れせず、自慢のフルスイングで勝利に導く。

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