侍・坂本 ダメ押し弾&執念ヘッスラ「ここからがさらに大事」
「東京五輪・野球・1次リーグ、日本7-4メキシコ」(31日、横浜スタジアム)
得意の内角球を見事に打ち砕いた。3点リードの七回。先頭の巨人・坂本が5番手左腕・バニュエロスから左翼席へ今大会1号ソロをたたき込んだ。「次の1点がほしい場面で取れたので、良かったですね」と胸を張った。
同点の三回も先頭で左翼線二塁打。1死一、三塁となった後、浅村の投ゴロの間にヘッドスライディングで本塁を陥れた。「たまたま出た」。チーム最年長が執念を見せて仲間は大盛り上がり。これが決勝点となった。
初戦の7月28日・ドミニカ共和国戦では九回にサヨナラ打を放つなど、1次リーグ1位通過の原動力となった。悲願の金メダルに向けて「ここからがさらに大事だと思うので、一戦一戦やりたいと思います」と誓った。