智弁学園が夏切符 前川から7安打一挙6得点!兄のエール胸に最後の聖地へ

 「高校野球奈良大会・決勝、智弁学園6-4高田商」(29日、佐藤薬品スタジアム)

 先制されてもチームは動じなかった。智弁学園は1点を追う初回、「1番・左翼」で出場した今秋ドラフト候補・前川右京外野手(3年)が攻撃の口火を切る中前打を放つと、そこから7安打を集中。一挙6得点のビッグイニングで試合の主導権を奪い返した。

 「自分の結果よりチームが勝つ打撃を意識した」と前川。今大会は持ち味の長打を封印し、確実性のある打撃で3安打を放って優勝に貢献した。

 兄のエールを胸に最後の夏に挑んでいる。今年5月の誕生日に著名人の格言がつづられたノートをもらった。その中でも「自分の目標に突き進め」という言葉が背中を押してくれるという。「色んな人の思いを背負って戦いたい」と前川。過去3度、悔しさを味わった聖地で最後は思う存分暴れまくる。

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