県岐阜商9年ぶり夏切符 鍛錬実った!八回逆転V 練習制限も工夫「公立校の復権」

 「高校野球岐阜大会・決勝、県岐阜商4-3市岐阜商」(29日、長良川球場)

 岐阜の名門が9年ぶりに夏の甲子園の切符を手にした。終盤での逆転勝ちで優勝を決めた県岐阜商。鍛治舎巧監督(70)は試合直後にこう力を込めた。

 「練習時間が限られる中で各公立校は頑張ったと思います。工夫して練習してきた成果。公立校の復権、この夏になったな、と」

 センバツ後には県内でコロナ感染が再拡大。県内の公立校には対外試合や練習時間に一時制限が掛かった。限られた練習時間の中でホームベースを1メートルほど前に出した紅白戦を実施するなど工夫。苦しみながら鍛錬を重ねた成果が1点を追う八回の逆転劇となって結実した。

 甲子園での目標を聞かれ、「戦後初の岐阜県勢の頂点を取ります」と宣言した鍛治舎監督。母校を率いて初となる夏の聖地で伝統の名をとどろかす。

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