横浜が決勝進出 3年ぶり夏の甲子園に王手 28日に横浜創学館と決勝で対決

1回、先制の右犠飛を放つ横浜・金井慎之介=サーティフォー保土ケ谷(撮影・三好信也)
力投する横浜先発・宮田知弥=サーティフォー保土ケ谷(撮影・三好信也)
1回、宮田知弥の右前適時打で生還する横浜・安達大和(右)=サーティフォー保土ケ谷(撮影・三好信也)
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 「高校野球神奈川大会・準決勝、横浜9-1藤沢翔陵」(26日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 横浜が七回コールドで快勝し、決勝進出した。20年4月に就任した村田浩明監督にとっては公式戦初の決勝進出。3年ぶり19度目の優勝を懸けた横浜創学館との決勝は台風接近のため、27日から28日に順延された。

 準決勝のカベを打破した。昨秋、今春と準決勝で敗退。いずれもコールドの大差で涙をのんだ。「この夏はチームを作って自信を持っていくぞ」と臨んだ今大会。この日は初回に先頭・緒方が四球出塁すると、続く安達の打席でエンドランを成功させて無死一、三塁と一挙5得点の猛攻につなげた。

 打たせて取る相手投手の傾向から、随所に動いて得点を重ねていった。「自分を捨ててやってくれたな」とチームプレーに徹した選手を称えた村田監督。10安打中で長打は2本しかなかったが、低く鋭い打球で9得点に結びつけた。

 「負けから得るものは大きい」と悔しさを胸に、夏の聖地へあと1勝に迫った。ただ、油断は一切ない。大会期間中も試合後、グラウンドに戻って練習を続けている。「甲子園に連れて行きたい」という一心で大一番に臨む。

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