侍ジャパン 田中将は三回途中1安打無失点「内容自体は満足していない」

 「巨人0-5侍ジャパン」(25日、楽天生命パーク宮城)

 侍ジャパンの先発・田中将大投手は2回2/3を1安打無失点に封じる、ほぼ完璧な投球で本戦前最後の登板を終えた。それでも「内容自体は全然満足してないです」とやや不満顔で「打者に捉えられていたので、ちょっとイマイチかなと思います」と語った。

 許した安打は二回の中島に浴びた右前打だけ。危なげないピッチングだったが「本戦では結果が重要なので、今日の結果ならよかったと言えますけど、今日はそういうことを主に置いて投げたわけではないのでそういう部分では不満です」と自身の投球に納得しなかった。

 それでも、テーマに掲げていた捕手とのコミュニケーションや、大会球への適応には一定の手応えを得た。本戦に向けては「自分の持っていることをどれだけ出し切れるか、そこだと思います。そこがキーになってくると思います」と力を込めた。

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