栃木 作新学院が“10連覇”小針監督は中止の昨夏踏まえ「2年分の思いがある」

3回作新学院無死一塁、ライトへ2ランを放ち、ガッツポーズの作新学院・戎響葵=栃木県総合運動公園野球場(撮影・伊藤笙子)
3回作新学院無死一塁、ライトへ2ランを放つ作新学院・戎響葵=栃木県総合運動公園野球場(撮影・伊藤笙子)
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 「高校野球栃木大会・決勝、作新学院3-2佐野日大」(25日、栃木県総合運動公園野球場)

 作新学院が春の栃木王者・佐野日大を下して中止だった昨夏をのぞき、10大会連続16度目の優勝を果たした。昨秋、今春と県の頂点を逃しながら迎えた夏に無類の強さを発揮。他地区では史上最多タイとなる夏の甲子園14大会連続出場が懸かっていた聖光学院が福島大会の準々決勝で敗れるなど波乱が起きる中で、王者の座を譲らなかった。

 初回に先制されたものの、三回無死一塁から代打・戎が右翼豪快な逆転2ラン。2-2とされた七回2死満塁から相手の暴投で奪った勝ち越し点を守り切った。八回1死からは右翼への大きな当たりを右翼手・相原がいったん転びながらキャッチした。

 接戦を制しての勝利に小針崇宏監督は優勝インタビューで目を潤ませながら、「(昨夏甲子園がなかった)3年生の思いを考えますすと、2年分の思いがある。この代で頑張ろうという意地がきょう出た」とナインを称えた。

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