東大阪大柏原 10年ぶり甲子園へ快勝発進 4番・野村「チームを引っ張れるように」
「高校野球大阪大会・2回戦、東大阪大柏原10-0かわち野」(22日、くら寿司スタジアム堺)
東大阪大柏原がかわち野を下し、初戦を突破した。
序盤で主導権を握った。1点リードで迎えた二回。2死満塁から1番・小田陸人外野手(3年)が、右翼線を抜く3点適時三塁打を放ち一気に突き放した。その後も、相手の失策につけ込むなどして、効果的に追加点を加え、6回コールドで試合を締めた。
最速145キロを誇り、高校通算23本の本塁打も放っている二刀流・野村和輝投手(3年)は「4番・一塁」で先発出場し、3打数1安打1打点の活躍を見せた。2打数無安打で迎えた6回1死一、二塁。強く引っ張り、強烈な当たりで左翼線を抜く適時二塁打を放ち、勝利に貢献した。
野村は「打者としては、打ってチームを引っ張れるように。投手としては、チームを勝たせる投球をしたい」と、投打でチームをけん引し、2011年以来10年ぶりの聖地を目指す。