巨人・原監督 後半戦も「ワンチーム」3チーム紅白戦で選手らに伝えたかったこと
巨人は21日、東京ドームで全軍混合の紅白戦「リアルジャイアンツカップ」を開催した。1~3軍の選手が3チームに分かれて激突する異例の試みで、原監督は後半戦も「ワンチーム」で戦うことが大事だと訴えた。
バックネット裏から目を光らせた。若い選手が躍動する姿も目の当たりにした。「若い力があるチームというのは勢いが出ますよね」と起用の選択肢が増えることを歓迎した。
ファンサービスのために自らが発案した企画だったが、選手に肌で感じてほしいことがあった。「一番大事なのはワンチームで、われわれは優勝することを目標に、日本一になることを目標に。これを改めて自覚してくれれば意義はあった」。1、2、3軍の全員でカバーし合って頂点を目指す。それを再認識させたかった。
試合後に円陣で訓示をした指揮官。22日に63歳の誕生日を迎える将は、選手やスタッフに盛大に祝福された。チームが一体となって後半戦で首位・阪神を猛追する。