侍ジャパン千賀はソフト上野に刺激「初陣を飾るのにふさわしい人」自主トレする仲

 稲葉監督が見守る中、キャッチボールで調整するソフトバンク・千賀(撮影・高石航平)
 阪神・梅野(右)と話し込むソフトバンク・千賀(撮影・高石航平)
 ソフトバンク・千賀(21)と握り方について談義する広島・森下(撮影・高石航平)
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 東京五輪を戦う侍ジャパンが21日、仙台市の楽天生命パーク宮城で事前合宿3日目を行った。追加選出された千賀滉大投手(28)は、この日初陣で勝利したソフトボール女子日本代表のエース・上野由岐子投手(38)に刺激を受けて、本戦に向かう考えを示した。

 二人はオフに自主トレを行うなど、旧知の間柄。初戦でチームを勝利に導いた上野に対し「日本のオリンピックの初陣を飾るのにふさわしい人が出ているなっていう印象があります。その中でしっかりチームも勝って、改めて、上野さんすごいなって印象を持ってます」と喜んだ。

 自身は4月に左足首靱帯(じんたい)を損傷。決して万全と言える状態ではない中での選出となったが「僕はこんな状態で稲葉監督に選んでいただきましたし、どんな役割でもどこでも思い切って準備していくだけ」と力を込めた。

 この日はブルペンでの投球練習も行い、「良くも悪くも、今の自分の現状を把握できているので、あと少しですけど、もう少しあげる余裕はあるのかな」と右腕。田中将とは連日、キャッチボールを行い、「毎日いい緊張感をもらってます」と笑顔を見せたように、充実の日々を送っている。

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